« 292_外見 | トップページ | 294_神田川 »

2009年4月22日 (水)

293_風向き

日本三台砂丘と言えば、鳥取砂丘、九重久里浜、中田島砂丘と呼ばれています。
今日は、この中田島砂丘での出来事についてアップしたいと思います。

中田島砂丘は、静岡県浜松市にあります。
この中田島砂丘では、毎年、5月に凧揚げ合戦が行われます。
各町内から畳八帖式もある大凧を一つずつあげ競い合います。
この祭りは、町内で生まれた男子誕生を祝って、男の節句に大凧をあげたのが始まりと言われています。

その凧揚げ合戦の当日のことです。
風の調子が悪く、凧がうまく浮上しませんでした。
多くの人達が苦心しましたが、ようやく浮上しました。
その時、ある町内会の畳八帖式もある大凧が、空中でバランスを失ってしまい、
他の町内会のグループに落下しました。

そして、凧を避け切れなかった若者の頭上に落ちてしまいました。
その若者は大怪我を負ってしまいました。
町内会の役員の方々が、見舞金を携えて、病院に行きました。
大怪我を負った男性に、謝罪し、治療代を負担させて欲しい。と申し出ました。
この言葉に対して、若者は言いました。

凧は風向きなど自然の状況に左右されて人意には及ばないものです。
だから、常に危険はつきものです。
たまたま、凧が私の上に落ちただけであって、もしかすると、
私達の町内会の凧が、貴方達の町内会の頭上にだって落ちることがあるのですから、
誰のせいでもなく、お互い様です。


見舞金も治療費も受け取らない彼の行動に町内会の役員の方々は感動しました。
それから、お互いの町内会は、これをきっかけに、親睦を深めることが出来、
今でも、浜松では、中田島砂丘で、楽しい凧揚げ合戦が開かれています。
この凧揚げ合戦は、ゴールデンウィークの5月3日~5日に開催されます。
ゴールデンウィークに静岡県浜松市近辺を通る際は、寄られてみては如何でしょうか

今、何か事があると、憎しみあったり、裁判に訴えたり、賠償を要求したりするような風潮の世の中になっています。
しかし、私は、相手を許しあい、そのことをきっかけに睦み合っていくことが
大切だと思うのです。
人が生きていく上で、この凧のように人意に及ばないことがあるかと思います
そんな時、この浜松の凧揚げ話を思い出して頂ければと思います(^ー^)

PS:皆さんは、ゴールデンウィークの場所は決まりましたか?(^▼^)

|

« 292_外見 | トップページ | 294_神田川 »

元気・勇気」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 292_外見 | トップページ | 294_神田川 »