294_神田川
会社帰りに、御茶ノ水駅の側にある東京都の川(神田川)を通りながら
かぐや姫の名曲である「神田川」を口づさみながら歩いてみる。
http://www.youtube.com/watch?v=vKaUVlg6z3c
*クリックすると、神田川が視聴出来ます
■神田川
作詞:喜多条忠
作曲:南こうせつ
歌:かぐや姫
貴方はもう忘れたかしら
赤い手拭マフラーにして
二人で行った横丁の風呂屋
一緒に出ようねって言ったのに
いつも私が待たされた
赤い髪がしんまで冷えて
小さな石鹸カタカタ鳴った
貴方は私の体を抱いて
冷たいねって言ったのよ
若かったあの頃、何も怖くなかった
ただ、貴方の優しさが怖かった
貴方はもう捨てたのかしら
24色のクレパス買って
貴方が書いた私の似顔絵
うまく描いてねって言ったのに
いつも一寸も似てないの
窓の下には神田川
三乗一間の小さな下宿
貴方は私の指先見つめ
悲しいかいって聞いたのよ
若かったあの頃、何も怖くなかった
ただ、貴方の優しさが怖かった
歩きながら思いました。
何も怖くないのに、何故、優しさだけが怖かったのか!?
皆さん、思いませんでしたか?私だけでしょうか?(^^;)
二人は駆け落ちでもして、見つかることが怖かったのか?
それとも、こんな幸せがいつまで続くことが不安で思い怖かったのか?
ふと、疑問に思い、自宅にて調べました。
インターネットって便利ですね・・・すぐに答えが見つかる。
何が怖かったのかの理由は下記の通りです。
■怖かった理由:
神田川を作詞したのは喜多条忠さんという方です。
この方の同棲していた時の思い出を綴った内容が神田川の歌詞だそうです。
この当時、日本の学生は、日本のために、学生同士でデモ隊を作り、
機動隊(日本の警察)の盾に突っ込んで行って、体当たりし
ボコボコにやらながら、激しい権力との闘争を行うような時代でした。
喜多条忠さんも、そうした学生運動のデモに参加していました。
激しい権力と戦い、ヘトヘトになりながら、ある時、アパートに帰ると、
彼女は、そんな闘争とは全く関係なく、愛する彼のために、
たまねぎを刻みながらカレーライスを作っていてくれたそうです。
激しい権力と全く関係なく、笑顔でカレーライスを出してくれる彼女を見て
喜多条忠さんは、非常に複雑な気持ちになったそうです。
デモに参加して日本の権力と戦うよりも、毎日、自分のために、
料理を作ってもらってくれている、今の自分のは大変幸せではなかろうか
教員免許を取り、彼女と平凡で幸せな生活を送ることのほうが幸せではなかろうか。
国家権力と戦っている自分が、そのように考えている自分が怖くなったそうなのです。
葛藤とは裏腹に、その彼女の「やさしさ」が大変怖かったそうです。
神田川の歌詞には、そんな背景があったんですね。
だから、神田川の歌詞には
窓の下には神田川
三乗一間の小さな下宿
貴方は私の指先見つめ
悲しいかいって聞いたのよ
という歌詞が出てくるんですね。
合コン、出会い系サイト等に参加している現代の学生達に、
この喜多条忠さんが歌詞の気持ちは理解出来るのかな。
北朝鮮からミサイルを飛んでくるという話題の時に、日本政府の対応を
非難するだけで、日本をどうにかしようと立ち上がった学生は何人いたのだろうか
などと考えてしまいました。
一方、
088_幸せの青い鳥(その2)
の記事で書きましたが、
メーテルリンクの「青い鳥」について
何故、青い鳥は去ってしまったか?
これさえあれば幸せになれるという思いにとらわれると、
「本当の青い鳥」が見えなくなってしまう。
二人に、もっと大切なものがあることを教えるため、
青い鳥は二人の手から飛び去ってしまったのだと思う。
のような内容を書きましたが、幸せについても改めて考えさせられました。
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