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2009年6月14日 (日)

324_迷路

昨日、妻と奥華子さんの引き語りコンサートに行きました。
コンサートでは「迷路」という曲を聴くことが出来ました。

■曲名:迷路 歌詞・作詞:奥華子

http://www.youtube.com/watch?v=qqzQfrVepLU

尖った言葉のナイフで 平気で人を傷つけて
見て見ぬふりをしている 友達という名前の人
迷路の出口を見つけても またそこは迷路の入口で
自分だけ置き去りにされそうで 暗闇の中もがいていた

たった一人でいいから 私の味方が欲しかった
ずっと心に抱えた 私の声を聞いて欲しい
世界中を敵にしても 誰も私を知らなくても
たった一人だけでいい 私を抱きしめてくれたら

私は、本当にどもりがひどかった。
手足をジタバタさせたり、目をぱちぱち開けたり、
手の甲をつねった痛みに出る声を利用して
同時に声と言葉を発してみたりしました。

076_通りすがりさんへ

「お・・・お・・・お前のしゃべりに・・・笑えたから票を入れてやる」
「お前のしゃべりかた最高!!もっと、俺らを笑わしてくれ!!」

尖った言葉のナイフで、平気で人を傷つけて
見て見ぬふりをしている 友達という名前の人が沢山いました。
でも、卒業したら社会人として生きていかなければいけませんでした。
人生、自分だけ置き去りにされそうで 暗闇の中もがいていました。

この歌詞じゃないけれど、本当に味方が欲しかった。
たった一人でいいから、私の味方が欲しかった。
でも、誰も助けてくれませんでした。
過酷ですよ、本当に、吃音者の人生は。

社会人になったら、今度は電話対応があったり、
接客対応があったり、会議で話さなくていけなかったり、
もう何が何だかわけわからず、誰に相談し良いのかもわからず、
この方法なら上手く話せるかな?と思っても話せず、まさに迷路のようでした。

どんなに、プラス思考の本を読んだり、元気が出る映画を見たり
吃音ドットコムのサイト等から励ましの言葉をもらったりしても、
それでも、吃音の壁に立ち向かえない時ってあるじゃないですか。
頑張りたくても、頑張れず、頑張っても駄目な時ってあるじゃないですか。

だからこそ、思うのです。
本当の味方って、自分じゃないのでしょうか。

不安になっている自分。
恐怖になっている自分。
嫌がっている自分。
寂しいと思っている自分。

どんな自分に対しても、
「こんなことぐらいで!」など責めたりせず、
「うん、そうだね、うん、うん、わかるよ!」
と優しく理解を示してあげることが大切だと思うのです。

すると、自分の心の中に住んでいる、もう一人の自分が
「やっと味方がきてくれた!」と大喜びすると思うのです。
自分に優しくする、どんな自分も好きでいる。
当たり前のことだけど、もの凄い大切なことだと思うのです。

どんな自分も好きでいて下さい。
どんな自分も好きになって下さい。
どんな自分も見捨てないで下さい。
どんな自分とも仲良くしてあげて下さい。

喜んでいる自分、悲しんでいる自分
笑っている自分、泣いている自分
優しい自分、意地悪な自分
いろんな自分があっていいと思うのです。

誰の人生でもない、自分自身の人生を
幸せに、心豊かに生きるために、どんな自分も好きでいる。
どんな時であっても、自分のことを大切にする方法を見つける。
私は、これが、「最高の人生の見つけ方」だと思うのです。

迷路という人生に迷い込んだ時こそ、本当に助けてくれる人。
それは、他の誰でもない、自分自身だと、私は思う。

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